アルゴの中学受験日記

中学受験を通じて成績と連動する真の努力の形を伝えます

今思うこと

ゆとりを持つ

ゆとりを持つ

勝負事でわざと負けると、脳波がアルファー波やシーター波優勢となり、リラックス効果があるという記事を以前読んだことがあります。

ジャンケンでも、ちょっと後出しをして相手に勝っていただくといいらしいのです。

もちろん、絶対に負けられない真剣勝負のときもあるので、いつも負けるというわけにはいきませんが、一度試してみるとその効果を実感できるかもしれません。

執着心に囚われず相手にゆずる気持ちを持つと、自分自身も癒される、ということでしょう。

試験勉強をしているときも、ただひたすらに高い得点を取ることだけを目標にがんばるのではなく、ときどき、ふっと力を抜くことも必要です。

「押してもだめなら、引いてみな」という歌がありますが、どんどん前に進むことだけがプラスになるとは限りません。

ときには立ち止まったり、一歩下がったりするくらいの余裕がある方が、最終的な成果が大きいことも往々にしてあります。

私たちは、すぐ目の前のことに真剣になります。

それは、もちろん、すばらしことなのですが、忘れてはいけないのはゆとりを持つことです。

ただ、ひたすらがんばるだけでは解決できない問題もあり、どんどん前進するだけでは、途中で息切れしてしまうことにもなりかねません。

そんなとき、立ち止まって周囲を見渡す気持ちを持つことは本当に大切です。

執着心を捨ててゆとりを心に持ったとき、初めて見えてくるものもあるはずです。

脳波がアルファー波やシーター波になると、脳の中でこれまで使われていなかった部分が働き出すそうです。

これまでは気づかなかった新たな世界を知ることで、視野が広がり、生活に潤いが増すこともあるでしょう。

忙しい人ほど趣味が多かったりするのは、時間の使い方が上手なだけではなく、気持ちの使い方が上手なせいかもしれません。

私たちも、ときには自分自身を何かに拘る気持ちから開放し、肩の力を抜いてみた方がいいようです。

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